NISAの投信を持ったまま米国へ。米国の申告は何枚・毎年いくら?

日本の投資信託・ETF の PFIC(Form 8621)の枚数と、申告代行の公表料金での費用の見当

この画面は、IRS の説明書・米国の規則と、申告代行の会社が公表している料金表に、入れた条件を当てはめた整理です。相場の予測でも投資の助言でもありません。どのファンドが PFIC に当たるか・税額・選択(QEF・MTM)の判断・申告書の作成はしません。判断は米国の税の専門家へ。

米国の税では、米国の納税者が外国の投資会社(PFIC)を持つと、原則として1本ごとに毎年 Form 8621 を出します。日本の投資信託・ETF は、PFIC かどうか確かめる対象だと、税の専門家の解説(日本の税理士法人・二次の解説)が書いています(IRS が日本の商品を名指しした文書は見当たりません)。① 米国での立場 ② 持っている物 ③ 合計の目安 の3つで、PFIC に当たるとした時の、要る見込みの枚数と費用の見当を出します。

① 米国での立場
  • 帯同する家族も、自分の日数で決まります。夫・妻の赴任について米国に住むなら「赴任・移住」を選びます。
  • グリーンカードを持ったまま日本に住んでいる人も、書面で放棄するか、移民局・連邦裁判所が終わらせるまでは、米国の税の居住者のままです(IRS のグリーンカードテスト)。①は「米国市民・グリーンカード」です。
  • 米国市民でない人は、その年に31日以上米国にいて、今年の日数+前の年の3分の1+前々年の6分の1 が183日以上なら居住者です(実質的滞在テスト)。L・E ビザの本人と家族も日数を数えます。F・J ビザの学生・研究者などは数えない期間があります。
  • 米国で生まれた・親が米国市民などで、米国籍を持っているかもしれない人は「分からない」を選んで、先に国籍を確かめます。
② 日本で持っている物
  • 本数は銘柄の数です。積立で何回買っても、NISA と特定口座の両方で持っていても、同じ銘柄なら1本です。Form 8621 は「PFIC ごと」です(「A separate Form 8621 must be filed for each PFIC」)。
  • 夫婦で合算して申告する時は、二人のどちらかが持つ銘柄の数を入れます。夫婦が同じ銘柄を持つ時は、合算の申告なら1枚で出せます(「Shareholders filing a joint return may file a single Form 8621」)。一人ずつ申告する時は、自分の名義の銘柄だけを入れます(配偶者も米国の納税者なら、配偶者は配偶者の分を数えます)。
  • PFIC は外国の会社に限る決まりなので(26 USC 1297)、米国で設定された ETF(日本の証券会社で買った米国の ETF など)は本数に入れません。米国以外の国で設定されたファンドは、日本以外の物も、PFIC か確かめる対象です(この画面では本数に入れて数えます)。
  • ファンドが中で別のファンドを持つ形(マザーファンド・ファンド・オブ・ファンズなど)は、中のファンドを間接に持つ扱いになることがあります。PFIC が別の PFIC を持つ時は、中の PFIC ごとにも1枚ずつ要ることがあります(説明書)。間接に持つ分には、合計の線から除く物・5,000ドル以下の例外もあります。中の数え方はこの画面では見ていません。専門家へ。

見本: 赴任で居住者になる・投資信託3本・合計 40,000ドル・一人で申告。

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この画面がしないこと

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